作成日: 2017/03/20, 更新日: 2017/03/20
インタラクション機能
- MVVM では、責務の分離から、振る舞い担当をイベントからコマンドでおこなうように考え出されましたが、全部を全部コマンドで賄うのは大変ですし、細かい処理はイベントの方が強いです。 勘違いしそうになりますが、イベントを使うなと言う事ではないですし、イベントを排除したいわけではありません。 変更通知プロパティやデータ検証、コマンドのいずれも、View への連絡はイベント通知していますよね。
- それで通常は、イベント処理はコードビハインドでしか扱えないのですが、外部機能を利用することで、イベント処理を外部に定義して、「コントロールに機能を追加する」形式で書くことができます。 それが、ビヘイビア、インタラクショントリガー、トリガーアクションになります。
- Livet の View には、Interaction.Triggers と書かれているところがありますね。これのことです。これはインタラクショントリガーを書く部分ですね。 Interaction(インタラクション)は、「相互作用」という意味合いがあり、一般的に、WPF アプリを作るなら必ずこれらのお世話になります。
- この機能は、Expression Blend SDK が提供しているもので、おそらくVisual Studio セットアップ時にすでに入っていると思うのですが、 インタラクショントリガーとトリガーアクションは Interaction.Triggers タグの中に、ビヘイビアは Interaction.Behaviors タグの中に書いていきます。
- それでは、次回より1つ1つ見ていきましょう。

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